マラセチア皮膚炎になったワンちゃん。どんな皮膚病なの?

犬のマラセチア皮膚炎ってどんな皮膚炎なんでしょうか?


ワンちゃんのマラセチア皮膚炎とは、犬や猫には必ずいる常在菌、「マラセチア」の数が何らかの理由で異常に増えてしまう皮膚病です。

 

このマラセチアが異常に増えてしまうと、ワンちゃんネコちゃんの皮膚に炎症を起こすので、皮膚が非常にかゆくなります。
また、フケも大量に出てきて、独特なにおいが出ることもあります。

 

マラセチア皮膚炎はワンちゃんがかゆいばかりか、治療しないでいると、大量の脱毛を起こすこともあります。

 

マラセチア皮膚炎は別名脂漏性皮膚炎と呼ばれます。

犬のマラセチア皮膚炎は他のワンちゃんから感染するの?


このマラセチア皮膚炎は他のワンちゃんからうつったり、他の犬やネコにうつしてしまう皮膚病なのでしょうか?

 

いえ、感染しません。

 

なぜなら、マラセチアという細菌がこの皮膚炎の原因なのですが、このマラセチアという真菌はどのワンちゃんネコちゃんにも皮膚に存在する菌なんです。
健康な皮膚であれば、特に悪さをする菌ではありません。

 

それが、何らかの理由によってマラセチアの数が多くなることが問題になるのです。

 

ということで、自分の愛犬や愛猫がマラセチア皮膚炎になったからといって他の犬やネコにうつすことはありませんから、特にお散歩などの制限はないです。

 

むしろ、この皮膚炎は、ストレスも原因となることがあるので、お散歩はいつもしてあげましょう。

外耳炎のほとんどはこのマラセチア皮膚炎が原因といわれている

 

ワンちゃんは、皮膚疾患にかかりやすいですが、外耳炎などの耳のトラブルもよくある病気です。

 

特に外耳炎の70%〜80%はこのマラセチア皮膚炎が原因といわれています。

 

ペットがよく耳をかいていたら、耳垢をとってもてください。この耳垢の色が茶色だったり黒い色だった場合は要注意。
また、においもして、耳あかが全体的にねっとりしています。

 

こういった症状を放置しておくと、耳をかくのでかく行為で炎症を起こし、やがて耳を痛がるようになります。

 

耳が痛くなってしまうと、動物病院でも、耳の治療をさせたくないため獣医さんも苦労しますし、ワンちゃんも苦しみます。

 

飼い主さんはペットの日頃の仕草に注意して、あまりにも耳をかいている時は耳あかをチェックしたり、何かおかしいと思ったら動物病院を受診してあげてください。

 

この様に、犬や猫のマラセチア皮膚炎(脂漏症)は、進行するとワンちゃんが脱毛したり、外耳炎になったりと重症化すればするほど治療が長引き、ペット自身もかゆくて辛い皮膚炎なのです。

 

飼い主ができることは、まずは動物病院に連れて行くこと。後は治療と並行して下記をぜひ実践してみてください。

 

マラセブシャンプーでしっかり洗う

 

■適切なドッグフードを与える

 

■お散歩やスキンシップをしっかり行ってワンちゃんがストレスをためないようにする