犬の脂漏症の原因と治療方法は?

犬の脂漏症(脂漏性湿疹)の原因

犬の脂漏症の原因

 

ワンちゃんネコちゃんの脂漏症の原因は何でしょうか?飼い主さんは、日常生活で何を気をつけてあげたらいいのでしょうか?

 

まず、獣医さんは、ワンちゃんネコちゃんに基礎疾患が隠れていないかどうかを調べます。犬の脂漏症は基礎疾患があった時、その基礎疾患を治療することを優先させます。

 

脂漏症として現れる基礎疾患は、

 

・甲状腺機能低下症

 

・ソマトトロピン減少症

 

・副腎皮質機能亢進症

 

・アレルギー性疾患

 

・膵臓疾患

 

・寄生虫症

 

・皮膚糸状菌症

 

などを調べます。また、基礎疾患がなくても脂漏症を発症することもあります。

 

基礎疾患がみられない脂漏性では、犬から出るフケの状態を見て診断をしていきます。

 

■乾性脂漏症(乾いたフケ)
乾燥したフケが出ていて、皮膚も被毛も全体的に乾燥しています。脱毛はあまり見られませんが、全体的に毛は薄くなります。

 

■油性脂漏症(脂っぽいフケ)
フケも皮膚も毛も全体的に脂っぽいのが特徴です。フケは黄色っぽく固まって被毛にからまります。画像のようなフケです。耳垢がたまりやすく、外耳炎を併発するケースが多いです。ワンちゃんの耳もチェックしてあげてください。

 

■脂漏性湿疹
油性脂漏症の症状が重症化してしまったのが脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)です。かゆみが強く、紅班やかさぶたができます。
治療せずに放っておくと脱毛につながります。症状が出やすい所は、耳、頸部、お腹、くちびる、胸部などです。

 

非常にかゆみが強く、ワンちゃんネコちゃんも辛い皮膚疾患なので、原因となるマラセチアの働きを抑える治療を行います。
アトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎と区別が難しい皮膚疾患です。

脂漏症の検査をしかっりしてくれる動物病院を選びましょう!


脂漏症が重症化すると脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)となり、治療しないでいると、ワンちゃんネコちゃんの脱毛が進みます。

 

脂漏性湿疹の原因は諸説ありますが、飼い主としてできることは対策してあげていってください。このサイトが参考になると幸いです。

 

さて、動物病院ではどうやって脂漏症特に脂漏性湿疹と診断するのでしょうか。

 

・培養細菌検査(真菌培養検査)
・皮膚を直接ひっかりて採取して検査
・ウッド灯検査

 

こういった検査をしっかり行ってくれる動物病院がいいです。特に皮膚科のある動物病院がベターです。
犬・猫の皮膚炎は診断や治療が難しい分野ですから、ぜひ良い病院を探してあげてください。

 

脂漏性湿疹などに代表される皮膚疾患は、誤診されると、異なった意味のない治療を行うことになり、結果としてワンちゃんネコちゃんは強いかゆみでストレスにさらされます。

 

話すことのできないペット達。飼い主さんがしっかり一緒に勉強していくことも大切です。